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OpenFOAM2系列のデータをOpenFOAM3系列で実行する時の注意点 (en)

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OpenFOAM3.0.0から一部のインプットの書式が変更となった。

一つはturbulencePropertiesが増えたこと。もう一つはwallDistパラメータの追加。

下の例はOF2.4.xのmotorBikeケースのRASPropertiesです。

 

次にOF3.0.0のから増えたturbulencePropertiesを見てみる。乱流モデルの指定方法が変わり、turbulencePropertiesにRASとLESを指定するsimulationTypeの指定があり、その下に乱流モデルの指定など、RASProperties、LESPropertiesに記述していた内容を書くようになった。

そのため、RASProperties、LESPropertiesは存在自体なくなった。

 

turbulencePropertiesの記述が変わったのはリリースノートで知っていたが、もう一つ乱流モデルに関して記述しなくてはならないものが増えていたことがわかった。

それがwallDistパラメータである。wallDistパラメータは最も近いパッチからの距離を求めるアルゴリズムを設定できるらしい。下記のようにfvSchemesに記述する。

 

wallDist自体はOpenFOAM2系列だと、ハードコーティング(コードに埋め込み)だったらしい。3系列になって次の3つのmethodを選べるようになった。

「meshWave」:今までハードコーティングされていたアルゴリズム。Discriptionは以下の通り。

 

「poisson」:最も近いパッチからの距離をポアソン方程式を用いて求める方法。

「advectionDiffusion」:最も近いパッチまでの距離をアイコナール方程式で求める。アイコナール方程式は光学分野で使われる。(アイコナール方程式Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F)

等位相面を求める式らしいので、パッチからの距離を等位相→等距離と置き換えて等値面を求めるのだろうか?

 

特にこのあたりをいじる必要がなければ、meshWaveにしておけば良いいらしい。

余裕があったらwallDist変えてベンチもやってみます。

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