気がついたら夜中になっておりました。
幹事のンマーです。
第36回オープンCAE勉強会は
今回は午前は講習会、午後は勉強会の2部構成でした。
では以下内容まとめです。
午前中の講習会は「IPython notebookでOpenFOAMを使う!」というタイトルで、
VirtualBox+Vagrantでセットアップ、起動した仮想環境でipyhon notebookを立ち上げ、
そこでOpenFOAMを実行、ポスト処理まで実行するという内容でした。
環境構築が難しく、仮想マシンが立ち上がらない方もいらっしゃいました。
ipyton notebookはWebブラウザベースで動作する対話型のPython環境で
Pythonのコード以外にテキストやグラフ、スライダーバーなどのウィジットを組み込んだ
ドキュメントを構築でき、それを保存、共有ができるという特徴があります。
PythonベースでOpenFOAMの操作、ポスト処理を実施しようと思った方は
一度導入してみるのもよいかもしれません。
VagrantはCUIベースの仮想マシンを作成するときには便利そうです。
勉強会ですが、今回は初参加の方は、一般の方が1名、学生の方が2名でした。
一般の方は流れを受けて回転するファン周りの計算をされたかったようです。
現状のソルバの中には物体の回転を伴うソルバがありますが、
回転を定義しなければならないので、ソルバの改造が必要かも知れません。
発表のほうは以下の内容のご発表をいただきました。
・構成管理ツールansibleの紹介
・自宅風洞実験の経過
・AllrunやってみたOpenFOAM2.3.1
・エルボ管のRe数違いによる流れの変化
・Python DXF用ライブラリ ezdxf
私の話にあった風洞の中にセットしていたモデルのデータを置いておきます。
適当にご利用ください。風洞自体の3Dデータはまた後日、保存します。
それでは次回もまた、よろしくお願いいたします。
幹事 ンマー(@mmer547)