オープンCAE合同勉強会にも行ってきた
前回のエントリーでオープンCAE学会の平成27年度定時社員総会・オープンCAE講習会について書きましたが、その翌日には「オープンCAE合同勉強会@東京2015」に参加しました。
関西勉強会の紹介ということで行ってきましたが、岐阜の記念大会以来の別地域勉強会の参加でした。
……遅刻しました。(道に迷った)
最初の発表と二つ目の発表はGPUとHPCクラウド関連でした。クラウド……。個人的には興味はあるけど使い道がないですね。GPUも使わないんですよね。会社だと特に適用先がないです。興味はあるんですけど。
話で出てきたオープンCAE学会V&V委員会のベンチマークケースはコチラです↓
https://github.com/opencae/VandV
三つ目は最近TwitterのTLに流れてたRapidCFDの話。聞いた話を統合すると、思い切った方法(GPUライブラリ?)でゴリゴリ早くしている?ということらしい。
Qiitaにて情報を公開されております。
http://qiita.com/aokomoriuta/items/8a49f64af2e5ab0042d2
4つ目は富山勉強会からのCAD、メッシュの話。FreeCADはロフトできるようになったんですね。スイープでねじも作れるらしい。作れない形状がまた減りましたね。Salomeの話では境界層がきれいに作れるという話があったので、境界層にこだわりたい方はSalome-Mecaを使ってメッシュを作るのはいかがでしょうか?cfMeshは紹介程度でした。
上記ソフトの資料は富山勉強会のサイトにて確認いただけます。
5つ目は広島からSalome-Mecaについてのお話でした。中級者、上級者への道筋、ランク付けは納得でした。うん、まだ初心者かな!たぶん。ちなみにコチラで資料公開されております。
その後は各地の勉強会の紹介でした。各地の勉強会はほんとに地域ごとに特色が違いますね。西変東正って感じですかね。(……西は関西のせいか)
関西勉強会の紹介は実験ネタというより、もう一人の関西幹事の名言(迷言)がめちゃくちゃ受けたので、してやったりでした。一家に一台!(詳しくは以下のスライドで)
質疑応答もありましたが、やはり出ましたね。発表されずに聴講のみの参加者の話。個人的には発表いただけるとネタ的にも助かりますが、聴講だけでもかまいませんけどね。まあ少なくともあの場で各人に「何のために参加しているのか」と聞いたのは余計だったと思いますけどね。
聞いた側の気持ちもわかります。完璧な内容じゃないと発表できないということはないんですよ。私も資料すら作らずに当日行ったりしますからね。経過報告だけでもいいんです。継続して発表するほうが、きっと勉強になるし、たくさん意見聞けますよ。
まあ、なんやかんやと考えさせられる合同勉強会でした。
そのままズルズルと懇親会に行き、学会の新会長に連れられ2次会に行きました。新幹線終電でした。でも、楽しかった。
勉強会の参加者層も変わり、取り巻く環境もこれから変化していくこともあるかと思いますが、初代幹事のテイストを引き継ぎつつ、いい意味で変なことをやっている勉強会でありたいですね。幹事も参加者もなるべく楽しんで勉強できるのが一番かと思います。
これからもがんばります。ゆるっと。