幹事のmmer547です。

1月28日に開催する講習会で使う予定の環境について、その構築方法をご紹介します。

今回の講習ではVirtualBoxで仮想マシンを作成し、OSにDEXCS2016 for OpenFOAMを使用しました。

 

DEXCSとは

このオープンCAEシステム”DEXCS:デックス”は、オープンソースのソフトウエアを統合して、CAEのオールインワンシステムを構成しています。

(http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/download/より)

簡単に言うとオープンソースのCAD(Computer-Aided Design)、CAE(Computer-Aided Engineering)ソフトウェアがプリインストールされてるカスタムLinuxOSということです。

今回使用した「DEXCS2016 for OpenFOAM」はCFD(Computational Fluid Dynamics)ツールボックス「OpenFOAM」、オープンソース3DCAD「FreeCAD」、OpenFOAM用GUI「TreeFOAM」などが入った流体解析用のパッケージとなっています。

DEXCSを利用することで、これらのソフトに関する面倒なインストール作業が省くことができます。

 

それだけではなく、DEXCSには独自のランチャーアプリやGUIが搭載されており、コマンド操作が主となりがちなオープンソースコードの操作が簡単になります。

特にTreeFOAMは国産のOpenFOAM用のGUIで、フォルダ管理から周辺ソフトの起動、使用頻度の高いユーティリティのボタン実行など、OpenFOAMの利用を少しでも簡単にするための機能が実装されています。

 

CAEをこれから始める方は、OpenFOAMを使うにあたり、まずはこういった周辺ツールも完備されているDEXCSから手を付け始めることをお勧めします。

 

DEXCSの入手

DEXCSはダウンロードサイト(http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/download/)から入手できます。(図1)

 

図1 DEXCSダウンロードサイト

 

ダウンロードサイトに行くと、サイトの最下部に「上記の利用条件をすべて了解してダウンロードする」ボタンがあるので、クリックします。クリックすると認証フォームが表示されるので、図2の赤枠のところに書いてあるユーザー名とパスワードを入力してログインをクリックします。

 

図2 ダウンロードボタンクリック後の認証フォーム

 

ログインすると、過去のバージョンを含むDEXCSのダウンロードリンクが表示されます。

「DEXCS2016 for OpenFOAM® 4.0x(64bit) DVD起動用ISOイメージファイル」をクリックして最新版のDEXCS2016 for OpenFOAMをダウンロードします。

 

図3 DEXCSダウンロードリンク

 

後はダウンロードしたファイルをもとに仮想マシンを構築すれば、OpenFOAMを使用できる環境が構築できます。

次回はVirtualBoxのインストールとDEXCSを仮想マシンとして登録する方法をご紹介します。